published Dec. 27, 2016
Cooperation on Arctic Research between Japan and Russia 2017
北極地域の研究においては、ロシアとの協力は重要な課題となっていますが、ロシアの研究機関・研究者と共同研究を行う際に種々の難しさがあります。一方、外務省が担当している日露科学技術合同委員会(2013年)において、日露間の研究推進に関する研究交流要請があり、文科省と国立極地研究所が協力して2014年10月にロシア科学アカデミーや北極南極研究所などの研究機関・研究者と東京でワークショップを行いました。そこでは両国の研究機関・研究者から共同研究の課題を出し合い、実施に関する道筋をつけるための議論を行い、報告書を作成しました(Cooperation on Arctic Research between Japan and Russia (日露WSレポート2015): http://www.nipr.ac.jp/aerc/e/info/20141028report.pdf)。その中の幾つかの課題に関しては検討が進められ、共同研究が実施に移されています。

この2014年のワークショップを受けて、2回目のワークショップを2017年3月20~21日にモスクワで行うことになり、広く皆様の参加を呼びかけることになりました。本ワークショップは国立極地研究所が北極環境研究コンソ―シム事務局の協力を得て実施します。すでに[JCAR-ALL602](11月21日)で最初の案内を流しましたが、さらなるロシア側との協議の結果、会合に関する詳細がはっきりしましたので、あらためてワークショップへの参加および研究課題に関する参加・発表を募集いたします。ロシアとの共同研究をすでに実施している方々、今後実施する希望のある方々、あるいはロシアの研究環境に関する情報を得たい方は、ふるってご参加ください。旅費補助も若干は準備しています。なお、このワークショップの結果を含めた日露協力に関する報告書を作成し、2017年中に予定されている次回の日露科学技術合同委員会(外務省担当)にて報告する予定です。

榎本浩之、 大畑哲夫

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1. WS概要
名称:Russia-Japan Workshop on Arctic Research 2017
期日:2017年3月20~21日
場所:モスクワ市、ロシア科学アカデミー、鉱床地質・岩石記載・鉱物・地球化学研究所(Institute of Geology of Ore Deposits, Petrography, Mineralogy and Biochemistry RAS (IGEM)) (http://www.igem.ru/
使用言語:英語

2.発表が期待される課題の種類
発表が期待される課題は、北極地域の研究において、ロシア研究機関・研究者との共同研究が必要なすべての研究であり、以下の4種に分かれます。
A種:日露WSレポート2015に掲載されている研究課題のうち、実施されている、あるい実施に移されようとしている研究課題。
B種:日露WSレポート2015に掲載されていないが、すでに共同研究が実施されている研究課題。
C種:日露WSレポート2015に掲載されている課題であるが、実施されていない研究課題。
D種:上記以外の、今後ロシアと共同研究を希望する研究課題すべて。

3.タイムスケジュール(すべて2017年)
1月6日:D種に該当する方の参加登録および旅費・ビザ申請の締切。[Registration Form の提出](D種についてはロシア側に課題リストを送り、当該課題に関して興味を持つロシア研究機関・研究者を調査するため、締め切りが早くなっています)
1月16日:A〜C種に該当する方、および課題提出がないがWS参加希望の方の参加登録の提出締切。[Registration Form の提出]
2月初旬以降:ロシア側からの招聘状によるビザ取得。
2月6日:研究課題アブストラクトの提出締切。[Theme Abstract Form の提出] (提出は、日本側単独発表、日本・ロシア側の共同発表でも構いません。)
2月20日:WSプログラム(暫定)の完成。
3月6日:WSプログラム(最終)の完成。
3月20~21日:WS実施

4.参加・発表に関する必要な手続き
(1)WS参加希望者は、Registration Formに記入の上、上記締切日(D種は1月6日、他は1月16日)までに日露WS日本事務局まで送付してください。
(2)研究課題の発表がある者は、Theme Abstract Formに記入の上、上記2月6日までに日露WS日本事務局まで送付してください。
(3)ロシアビザ取得の必要な方については、提出いただいたRegistration Form をもとに作成したリストを事務局からロシア側に送ります。その後、事務局経由で招聘状を受け取った者は、ビザ取得を行ってください。

5.注意事項
(1)WSの参加登録料は要りません。
(2)日露WSレポート2015に記載の有無にかかわらず、ロシア側の研究者とコンタクトをとり、共同で研究課題提出・発表を行うことができます。
(3)WSに参加できない方でも、課題の提案をし、WSでの紹介、およびWS後に報告書へ掲載することは可能です。これに該当する方は、2月6日までにその旨を記載し Theme Abstract Form を提出してください。
(4)ロシア入国にはビザが必要です。
(5)総額が限られているため、旅費支援の希望に沿えないこともあります。
(6)ロシア側から会場近くのホテルを推奨いただくことになっています。ホテルの情報が来次第、登録者には連絡させていただきます。もちろん、各自確保していただいても構いません。
(7)本案内に添付されているファイルは以下です。
@ Outline of WS
(ロシア側でもこれと同じ文書が流される予定であり、ロシア側研究者と事前に打ち合わせをする場合にはこれを使ってください)
A Registration Form のテンプレート
B Theme Abstract Formのテンプレート
(8)日露WS日本事務局のあて先は以下です。
     jcar-office-core@nipr.ac.jp