「北極域研究船利用計画書」の策定と公表について
 北極環境研究コンソーシアム(JCAR)では、砕氷研究船の必要性を強く認識し、研究コミュニティの立場から2018年に「要望書」をとりまとめて公表するなど、建造実現に向けて活動してきました。 今般、海洋研究開発機構(JAMSTEC)にて本船の基本設計・デザインが実施されることを踏まえ、我が国の研究コミュニティとして現時点から就航後を見据えた準備を開始することとし、「北極域研究船利用計画ワーキンググループ」を設置しました。
 ワーキンググループでは2018年の「要望書」をベースに、さらに現在検討されている本船の機能や主要目を踏まえ、就航後10年程度を見据えた具体的な利用計画と5年程度の観測計画を検討しました。また、その一環として、オープンな議論の場である「北極域研究船利用計画ワークショップ」を2020年6月4日に開催しました。
 ワーキンググループではそれらの議論も踏まえ、利用計画書と観測計画概要図を策定し、ここに公開します。
 今後も北極域研究船の進展に合わせて研究テーマと観測計画を定期的にアップデートし、研究コミュニティとしての準備を継続する予定です。
2020年10月16日
北極環境研究コンソーシアム運営委員長
兼 北極域研究船利用計画ワーキンググループ主査
山口 一